日本人であること・・・

昨日はとても深くしみじみとしたすこし特別な一日だったような・・・
一人の人間であり、日本に暮らしている、日本人である・・・大げさかもしれないけど、
あ〜日本に生まれてよかった、日本人で良かった・・・と

ドキュメンタリー映画
『うみやまあひだ』伊勢神宮の森から響くメッセージ

…伊勢神宮・参宮木札
誰もがその場所に立つと自然に頭を下げ、真摯な気持ちになるお伊勢様・神宮
千年以上継承されてきた20年に一度の儀式「式年遷宮」
”かねてから神宮に現代の日本人が失ったアイデンティティーを見出していたという写真家・宮澤正明氏
日本中を回り人と自然に触れ、森と海と共生を続けてきた日本の心を探る、映画監督・宮澤正明の美しい旅の記憶”
という長編ドキュメンタリー映画
神宮の森を起点に角界のエキスパートが語り伝える宇宙観等、胸が熱くなる言葉の連続
なぜ千年以上ものあいだ式年遷宮が続けられてきたのか
ある程度のことは知識としてあっても、こうして美しい映像、言葉で目に耳に伝わると
その感覚は想像以上に体中に入ってくる
そして知らず知らず熱いものが頰を伝わる・・・
この感覚は日本人という立ち位置、だからなのだろうか
その細胞に問いかけ反応するのだろうか・・・
そして”あ〜日本人だ”と思うのだろうか・・・
果てしない自然のなかで、ほんのほんの小さな存在の私たち
想像を遥かに超えた大きな中に自分たちの存在をとてもうれしく、幸せを感じられる時間
つらいことも数多くあるけど自然とともにある私たちは、そのすばらしさをとてもよくわかっていると思う
ホントにホントに感動する映画でした

数少ない映画館上映
この感動はとても大事に持っていたい
そして時間を見つけて体感するべく、そこへその場所に立ちたいとつくづく思いました
奇しくも、11日は東日本大震災からまる4年
映画を観た後の午後2時46分は特別なものでした