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森羅万象、神々の世界に引き込まれるルーツ [アートに触れる]

昨夜のブルームーン
雲の合間から光り輝く満月
月からの力を分けてもらい、願いを祈る
見えないものに祈りを捧げ、救いを求め・・・
本来、人間の根源は遠い昔から不変なのかもしれない

偶然重なったけど、昨日はそんな世界を別のところでも垣間見て、頭の中でぐるぐるいろいろなことが巡る

京都国立博物館で開催中の『大出雲展』
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”ジャポニズム”という響きは、魅惑的に心引かれるもの [アートに触れる]

お天気いいけど日射しは残暑そのもの
風はとても秋を感じる心地良さがあるものの、まだまだ暑そう
往く夏を惜しむようにセミが残り精一杯に鳴いている

絶対行っておきたいと思いながらなかなか行けなくて、お盆休み前ギリギリにかろうじて行けた展覧会
夏休み、お盆休みまっただ中で終了期間が間近なのに,結構な人混み
でも見応え十分
おもしろく堪能できました

もう終わっちゃったけど
京都国立近代美術館で行われていた『KATADAMI Style』
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“世界が恋した日本のデザイン もうひとつのジャポニズム”というキャッチフレーズがついているように、アーツ・アンド・クラフツ運動に大きな役割を果たした、といえる型紙
アート好きにはとても興味深いクリエイティブな世界
若い頃から土地柄もあって着物の仕事が近くにあり、この型紙もとてもよく目にしていたもの
美しいグラフィックアートはもちろん、細かい細かい模様を丁寧にカットしているその精緻な職人技に感嘆したもの
私も仕事でデザインの参考にすることも多く、今でもお世話になっているグラフィックのお手本
それらの模様が海を渡って工芸品などのアートクラフトとして転用、またアール・ヌーヴォーとして新しいアートの分野が出来上がった
ヨーロッパで浮世絵が印象派の画家たちに刺激を与えたように、型紙は19世紀半ばからの産業化に進む社会にとても大きな役割を果たしたということ
着物の型紙として、日本の内サイドから見るのではなく、型紙を別の角度から見たような(外から見た)日本人が気づかなかったような美しいものにつながっている
浮世絵にしろ型紙にしろ、あまりに近くにあり過ぎて・・・あたりまえのようなものに技や美しさが潜んでいる
ヨーロッパの人たちがそれを教えてくれる感じだ
また逆もしかり
日本人がヨーロッパのものを愛でて、当地の人々が驚くこともある
ジャポニズムーーー何かと気づかされる日本の美
もっと日本の美しさを愛すべきなのか・・・

残念ながらこの展覧会は終わってしまったけど、私たちの近くに”ジャポニズム”はいっぱい潜んでいるのです
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視聴率が気になる大河ドラマ、いったい・・・ [アートに触れる]

梅雨明していきなりピーカンのお天気
暑い、けど梅雨の晴れ間とは違ってちょっとカラッとしていて”夏〜っ!”って感じ
今年は節電ということもあって早い時期にいろいろ策を立て、ベランダにはシェードをつけて緑のカーテン?
シェードはなかなかいいです
ベランダに照りつける太陽の日射しの照り返しをガードしてくれて、幾分風も涼し気(?)
緑のガーデン、といっても初心者ガーデナーののび放題となったミディトマトの枝がちょっとしたカーテン状に
例のトマトだけど、ようやく実が赤くなってきて・・・
でも栄養不足みたいで小さいし、味は期待できないかも
だいたいこんなにのび放題にしてしまうトマトの栽培はおかしいんでしょうね
まぁいっぱい実をつけてるし、最後まで楽しみましょう
後日詳しい報告を

今年の大河ドラマでブームのはずの『平清盛』
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何かと あまりいい評判を聞かない今年の大河
ドラマ自体は見ていない私
とはいえ人物としての平清盛はそれなりに興味深く、京都、瀬戸内一帯に足跡が多く、見るものは多い
ドラマ効果をねらって、瀬戸内一帯はけっこうクローズアップされているみたい
京都文化博物館で行われていたこの展覧会もそういった宝物の数々が見応え有り、でやはり中でも『平家納経』は見る価値大、なのです
経本などの企画展で何度か見ているけど、何度見ても飽き足りることはない贅を尽くした国宝のトップクラス
また『平家物語』冒頭の”祇園精舎の鐘の聲、諸行無常の響あり。娑羅雙樹の花の色、盛者必衰のことはりをあらはす。・・・”を色濃く感じられるもの
藤原道長しかり、時の権力者は皆同じなのだろうと思わさせられる
平氏、という武士出身の権力者というより文化的展示物が多く、戦いの色はあまり感じられない展示物の数々でした

昨日で終わっちゃったけど、リニューアルした京都文化博物館は、ちょっと新鮮でした
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日本らしさが見える”浮世絵風ボタニカルアート” [アートに触れる]

窓から見る外の空気は、ぼわ〜んと境界線がぼやけたような感じ
暑い夏を予感させられる気候、空気はやたら乾燥している
新緑の季節には似合わないような気もするけど、
山の緑は瑞々しく美しいこの季節

京都と大阪の府境(?)にある大山崎は歴史的にも重要なところだったおもしろいところ
サントリーやアサヒビールなどおいしい水を求めた自然豊かな地でもある
宇治川、桂川、淀川の三川合流のとても興味深いところ

緑豊かなアサヒビール大山崎山荘美術館で開催中『蘭にみた、夢 蘭花譜の誕生』
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久しぶりの大山崎山荘美術館はこの季節、緑がとても美しい
穏やかなお天気の中、写生をしているグループの姿も
今回の企画展は、この山荘を建設した加賀正太郎氏が育てていた数多くの蘭を美しい姿で残すために制作された『蘭花譜』の木版画展
当時1140種近くを育てていたという種類の多さは、美しいボタニカルアートとして枯れることなく輝いている
西欧の美しいボタニカルアートは以前からお気に入りで、ロンドンで買って帰ったり何冊か立派な装丁の本も手に入れたりしたもの
この『蘭花譜』の木版画は西欧のそれとは違って、日本独自の浮世絵の手法を取り入れているという
退色することなく、美しい色の輝きは飽きることなく眺めていられる
これだけのモノを作った加賀正太郎氏は、本当に生粋の趣味人だったのだろう
見たこともないような美しい姿の蘭の花々
実物の生の蘭ももちろん美しいけど、こうして版画として美しい平面の絵になったモノは、姿を変えてまた別の価値観を発揮することができる
それぞれに独自の美を見せてくれる

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モネの『睡蓮』を模したテラス前の池にはちょうど今の季節睡蓮が花開いている
モネの庭が正に再現されて見える
二階のテラスからは三川合流が目の当たりにできて、向こう正面には男山が・・・
この地を選び、回りの景色をより味わえる絶好のロケーション
こうして私たちにもお裾分けしてもらっているような気分
時々訪れて企画展とともに、少しでも癒されるとっておきの場所
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女性のあこがれ、夢の華麗な世界が広がる [アートに触れる]

今日は一日中冷たい雨
そして大安バレンタインデー
そんな中、私は2年ぶりの人間ドック検査
2週間後の結果がちょっと心配

ちまたで白熱したバレンタインチョコ旋風も今日で終わり・・・
がんばって手に入れたチョコはちゃんと食べてもらえているのでしょうか?
そんなイベントに合わせて開催されていた展覧会
こちらも華やか

『今田美奈子 華麗なる王妃の食卓芸術〜バラと天使とお菓子の物語〜』
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女の子なら一度は憧れたお姫様の世界
王室の食卓を再現したテーブルセッティング、そしてお菓子やケーキ
ヨーロッパで伝統菓子を学び、食卓芸術サロンを設立された今田美奈子氏
その世界感が生徒たちとの制作によって展開されている
当時からの食器やお菓子やケーキ、花々でコーディネイトされたコーナーは、華やかな宮廷を垣間見る感じ
実際に作られているお菓子やケーキはホントおいしそう
今にも通じるテーブルコーディネートはこの時代から始まった
お客さんはほとんどが女性
やっぱりこういった世界に女性は興味があるんですねぇ
2012021315140000.jpg・・・会場エントランス
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独特のフォルムが新鮮、ちょっと艶かしいような… [アートに触れる]

今朝はうっすら雪化粧
「建国記念の日」の今日はいいお天気
11日といえば忘れられないあの日からもう11ヶ月
時の流れは容赦なく、止まることなく過ぎて行く
はやい・・・
何が変わって、何が変わっていないのか・・・
何をして、何をしていないのか・・・
いろいろ考えてしまう11日

スフェラ・エキシビションで開催中『Time & Care』展 Alde Bakker(~26)
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スフェラはスエーデンのデザイナーとのコラボレーションなど基本として作家たちの作品をプロデュース、販売などをしている
そんなこともあり、時々初めて聞くヨーロッパの作家たちを紹介することも
(といっても私の少ない少ない知識の中では知らないことの方が断然多く、その世界では皆さんとても有名な方達ばかりだと思います)
先日プレゼント商品を買いに行ったスフェラでちょっと新鮮な印象の展覧会をしていた
オランダ人プロダクト・デザイナーAldo Bakker(アルド・バッカー氏)のアジア初個展
もちろん初めて知った作家
ミラノサローネにも参加するなど、ガラス、木、金属などの素材を使ったデザインワークで、オランダを拠点に活躍しているという
近年時々オランダ人デザイナーの名を聞くことがあるけど、最近オランダのデザイナーって注目らしいのです
DMの写真にあるようなとても不思議なフォルムの作品たちで新鮮な印象
言葉ではうまく説明しにくいけど、丸みを帯びたラインやフォルムは親しみやすいようでちょっと艶かしい感じも
あまり見かけることのない印象でおもしろい
先週は来日していてトークイベントも行っていたみたいです
ちょっと左脳が刺激される感じの展覧会
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スフェラビル・エントランス
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その空気感が伝わるーーイジスがとらえたパリの風景 [アートに触れる]

朝から粉雪の舞う京都
時々日が射すものの一日中雪が舞ったり止んだり
昨日のちょっと暖かかったことを思うとさむ〜
最高気温は5℃(?)
明日も同じような感じらしいけど、窓ガラスが曇っているということは外は相当・・・

いろいろ展覧会を見に行くのが好きだけど、中でもヨーロッパあたりの景色をモノクロで撮った写真展ははずせない
第二次大戦前後の人々の姿や景色
なぜか深く突き刺さるような哀愁をもろに感じてしまう

美術館「えき」KYOTOで開催中の『イジス写真展ーーパリに見た夢ーー』
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500年前にこんな偉大な人物が誕生していたーー京都大学総合博物館 [アートに触れる]

今日は朝から冷たい雨
そのため気温は上がる予報だけど、やっぱり寒い
冷え性の私にはつらい毎日

先日、節分祭の吉田神社のへ行く前に訪ねた『京都大学総合博物館』
何となく学術的な(?)感じで、何となく敷居の高いイメージがあって足を運べなかったこの博物館
興味はあるのになかなか行けなかったけど、今回“初”です

『ジョルジョ・ヴァサーリのウフィッツィ:建築とその表現』
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なぜ、北斎は富士に魅せられたのだろう [アートに触れる]

せっかくの週末、冷たい雨
今日は大寒
その二十四節季通りとても寒い
久しぶりに降った雨は乾燥を和らげてくれるけど、引換に冷たい思いもやってきた感じ

まだまだ続いている年明けのセールの中、JR京都駅まで
夕刻はやっぱり人が溢れかえっている

美術館「えき」KYOTOで開催中『北斎の富士 富嶽三十六景と富嶽百景』
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凝ったデザインのガラス工芸品はジュエリーに匹敵する美しさ [アートに触れる]

今日はクリスマスイヴ
とても冷たい朝
すご〜く寒い
年末のあれこれを何にもしていない私は無事に新年を迎えられるんでしょうか・・・
世間の慌ただしさとは無縁のような感じ
ひとつひとつ片付けていかなくては・・・

先日の夢二に続いて行っておきたいと思っていた展覧会
美術館「えき」KYOTOで開催中『ガレとドーム 四季の花』
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北澤美術館所蔵のガラスコレクション
何度もガレの作品は見ていると思うけど、毎回その美しさにはため息が出てしまう
手の込んだ独創性溢れるデザイン性はアール・ヌーヴォーという時代背景が色濃く出ていて今では不可能に思えるような工芸作品
今回のこの展示ではエミール、ドーム兄弟の作品で、お互い影響し合っていることがよくわかる
自然を、四季折々の美しい姿を映し出している
言葉で伝えるには難しい
アール・ヌーヴォーの作品ということで、けっこうこってりめのもので、そのひとつの作品で雰囲気が決まってしまうような存在感
勿論好き嫌いはあると思うけど、ジュエリーのように美しい作品はあこがれの尽きない感動がある
お客さんはやっぱり女性が圧倒的、でした
美しいものをぜひ味わってほしいもの
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