二十年ごとの御造替

一年ぶりです
以前はあんなにマメ（？）だったのに・・・
また見てくれる方はいらっしゃるでしょうか
以前に比べてドンと行動範囲が減って日記、ずいぶん遠のいてしまいました
先月切りのいい立春から、と思っていたのですが、今に・・・

今年は以前から何かと心のよりどころとさせていただいている
奈良の春日大社様の第六十次式年造替という大切な年


最近ではずいぶん足が遠のいてしまっていますが、
御造替の事始めとされる『木作始式（こづくりはじめしき）』が三月一日執り行われ、
雨天の中の参列でした
新殿の木造りを開始するという重要な儀式で、ぜひ参列したいと思っていたもの
とても厳かで身の引き締まる神事
元は御造替に携わる大工さんの儀式で直会（昼食）では鎌倉時代の大工さんが食べたもの『ホウソウ献』を再現した食事をいただきました



…『ホウソウ献』（豆腐とコンニャクの焚き合わせ、赤飯、香の物、お吸い物）とても質素に見えますが、当時はご馳走だったとか

やっぱりここの社に居ると心やすらぐ…
久しぶりに訪ねてつくづく思ったものです
このところの荒々しいような心の乱れを少しずつ癒していきたい、そんな感じも
また時間を見つけて訪ねたいものです